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ohmyperfume
パピルス(Papyrus)の写真
写真: Cayambe / CC BY 4.0 / Wikimedia Commons(正方形に切り抜き)

パピルスの香水

Papyrus

この原料を使っている香水

パピルスについて

原料の話

パピルス(Cyperus papyrus、カミガヤツリ)は、カヤツリグサ科の水生植物です。浅い水辺に、葦のような茎が高さ4〜5m(高地の湖畔では10mにも)の群落をつくります。三角形の緑の茎の先に、羽ばたきのような細い放射状の房をつけるのが特徴で、若いうちは羽根ぼうきのように見えます。アフリカ原産で、マダガスカルや地中海地方にも分布します。深い湿地では、絡み合って浮かぶ植物の大きなかたまり(スッド)の主役にもなり、茎が折れて水面を漂い、浮島のようになることもあります。

誰が見つけた・作った

古代エジプトでは、この植物から「パピルス紙」が作られました。これは世界で最初期の紙のひとつです。茎からは舟や敷物、布、縄、サンダルまで作られ、若い芽は食べ、根は器や燃料にもされました。まさに「ナイルの恵み」として人々の暮らしを支えた植物です。

豆知識

浮力の高い茎を束ねると舟を作ることができ、冒険家トール・ヘイエルダールは、古代の人々が大西洋を越えられたことを示そうと、パピルスの舟「ラー号」を造りました。なお香料の世界では、近縁のカヤツリグサであるCyperus scariosusの根からとれる「シプリオル(ナガルモタ)」の香りが知られています。