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ohmyperfume
ミルラ(Myrrh)の写真
写真 No machine-readable author provided. Gaius Cornelius assumed (based on copyright claims). · Public domain · Wikimedia Commons · 正方形に切り抜き

ミルラ(没薬)の香水

Myrrh

この原料を使っている香水

ミルラについて

どんな香り

ミルラ(没薬)の精油は、樹脂らしい甘さに、きのこや湿った土を思わせる香りが重なります。香料会社は、森の中のような新鮮なきのこの香りと説明しています。

時間がたつと、ウッディで苔のような面や、サフランに似たスパイス、甘草のニュアンスが出てきます。ほんの少し金属のような冷たさを感じることもあります。

原料の話

ミルラは、カンラン科コミフォラ属のとげのある小さな木から採れるゴム樹脂です。代表的なコミフォラ・ミルラは、ソマリア、オマーン、イエメン、エリトリア、エチオピアのソマリ州、サウジアラビアの一部に自生します。

幹に何度も傷をつけると、ろうのような樹脂がにじみ出て、すぐに固まります。樹脂ははじめ黄色っぽく、年月とともに深く色を濃くしていきます。ソマリランドでは、木が自然に出した樹脂と、切れ目から出た樹脂の粒を集め、手で汚れを落として乾かしてから蒸留します。

香水での使われ方

ミルラの精油は、オリエンタル調の香りの中心や、甘草を思わせる香りの組み立てに使われます。ウッディな香りとの相性がよく、コロンや花の香りに加えられることもあります。

精油のほか、樹脂をエタノールで抽出したレジノイドとしても使われます。

豆知識

ミルラという名前は、ヘブライ語やアラビア語などで「苦い」を意味する言葉に由来します。古代ギリシャでは、関連する言葉ミュロンが香料全般を指すようになりました。

古代エジプトではミイラ作りに使われ、香料キフィは10種から50種の素材を合わせたもので、伝わるレシピのどれにもミルラが入っています。新約聖書では、東方の三博士が幼いイエスに贈った品のひとつとして、黄金、乳香とともに登場します。よく似た樹脂にオポポナックスがありますが、別の植物から採られるものです。