
ミモザの香水
Mimosa
この原料を使っている香水
ミモザについて
どんな香り
ミモザは、春先に咲く黄色いふさふさの花から、「ミモザ」と呼ばれる香りの精(エッセンス)がとれ、香水に使われます。花そのものの、やわらかく親しみやすい香りです。
原料の話
香料のミモザは、マメ科のギンヨウアカシア(Acacia dealbata、シルバーワトル)の花や若い枝先からとれます。オーストラリア南東部が原産で、高さ30mにもなる木です。銀色がかった青灰色の葉と、球状に集まった黄色い花が特徴で、花は7〜11月に咲きます。暖かい地域に広く植えられ、地中海沿岸などでは野生化して、ところによっては侵略的な外来種にもなっています。
誰が見つけた・作った
1822年、ヨハン・ハインリヒ・フリードリヒ・リンクが初めて正式に記載しました。種小名dealbataは「白く塗られた」「白い粉をかぶった」という意味で、白っぽい葉にちなんでいます。花のエッセンスは「ミモザ」、古い文献では「カッシー(cassie)」とも呼ばれ、香水に使われてきました。
豆知識
切り花やつぼみは、花屋では「ミモザ」として売られます(植物の属名ミモザとは別の木です)。イタリアやロシアなどでは、国際女性デー(3月8日)に女性へミモザの花を贈る習慣があります。また、1945年8月の広島の原爆のあと、最初に花を咲かせた植物がギンヨウアカシアだったとされ、日本でも象徴的に記憶されています。
