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ohmyperfume
ヘリオトロープ(Heliotrope)の写真
写真: Jules Verne Times Two / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons(正方形に切り抜き)

ヘリオトロープの香水

Heliotrope

この原料を使っている香水

ヘリオトロープについて

どんな香り

ヘリオトロープは、紫の小さな花が密に咲き、バニラのような甘い香りを強く放つことで知られます。やわらかく、どこか粉っぽい甘さが、香水に温かくレトロで、やさしい雰囲気を添えてくれます。

原料の話

ヘリオトロープ(Heliotropium arborescens、ガーデンヘリオトロープ)は、ボリビア・コロンビア・ペルー原産のムラサキ科の低木です。高さ1.2mほどになり、明るい紫の花を房のように咲かせます。その花が放つ、強いバニラのような香りが持ち味で、英語では「チェリーパイ」とも呼ばれます。短命な常緑低木で、寒さに弱く、冬は室内に取り込む必要があります。品種の中には、アーモンドのような香りのものもあります。

誰が見つけた・作った

ヴィクトリア朝時代のイギリスで大きな人気を集め、公園や庭の花壇によく植えられました。アメリカの詩人エミリー・ディキンソンのひつぎには、バニラの香りのヘリオトロープが供えられたと伝えられています。

豆知識

ムラサキ科の多くと同じく、有毒なピロリジジンアルカロイドを含み、種は毒です。紫の花の色から、1918年のインフルエンザ(スペインかぜ)で重症の患者に見られた青紫色の症状が「ヘリオトロープ・チアノーゼ」と呼ばれました。『プリンセス・マリーナ』など、香りの強い園芸品種も作られています。