Maison Margielaメゾンマルジェラの香水
ブランドの物語
蚤の市で見つけた服を、出どころを書いたラベルごと“複製”する——ファッションのその手法を、マルジェラは香りに移し、記憶そのものをボトルに詰めました。
メゾン マルジェラは1988年、ベルギー出身のデザイナー、マルタン・マルジェラがパリで立ち上げたファッションハウス。服をいったん解体して組み直す“脱構築”で知られ、デザイナー個人の名声より、服づくりそのものを見せることを大切にしてきました。公式
1994年に始まった「レプリカ」は、世界中で拾い集めた古着や小物を、雰囲気ごと忠実に再現するシリーズ。服の内側には、元になった品の産地と年代を書いたラベルが付いていました。公式
2012年、この考え方が香りになります。最初に出たのはフラワー マーケット、ビーチ ウォーク、ファンフェア イヴニングの3本。調香はジャック・キャヴァリエとマリー・サラマーニュでした。メゾンの担当者はWWDに「私たちの集合的な記憶の一部になっている香りをつくりたかった」と語り、薬局で見かけるような素朴なボトルに、出どころを記した布のラベルを付けました。
ラベルに書かれるのは、たとえば「どこで、いつ」という記憶の場面。レイジー サンデー モーニングやジャズ クラブ、バイ ザ ファイヤープレイスなど、名前を読んだだけで情景が浮かぶ香りが、いまのレプリカを形づくっています。
知られざる話
- 2012年のレプリカは、最初は約300店舗だけの限られた展開。最初の香水「アンタイトルド」の半分ほどの規模で、アメリカでの発売は少なくとも1年先とされていました。
- 創業
- 1988年
- 価格帯
- ¥5,280〜¥33,550価格表
- ライン
- レプリカ、レプリカ
よく使われるノート
香水
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