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ohmyperfume
ピンクペッパー(Pink pepper)の写真
写真 Netherzone · CC BY-SA 4.0 · Wikimedia Commons · 正方形に切り抜き

ピンクペッパーの香水

Pink Pepper

この原料を使っている香水

ピンクペッパーについて

どんな香り

ピンクペッパーは、見た目が胡椒の粒に似ていて、ぴりっとした胡椒のような風味もあることから、この名前で売られています。木の樹皮や葉、実は、つぶすと香りが立ちます。

ブラジリアンペッパーツリーの精油を調べた研究では、実の精油にβ-ピネンやα-ピネンが多く含まれていました。葉の精油ではリモネンやδ-3-カレンが中心という報告もあり、成分の割合は部位や季節、育つ場所によって変わります。

原料の話

ピンクペッパーと呼ばれるものは、主に2種類の木の実です。一つはペルーペッパーツリー(Schinus molle)で、ペルーのアンデスからブラジル南部にかけてが原産です。もう一つはブラジリアンペッパーツリー(Schinus terebinthifolia)で、アルゼンチン、ブラジル、パラグアイが原産です。

どちらもウルシ科で、カシューナッツの仲間にあたります。黒胡椒(Piper nigrum)とは植物としてまったく別のものです。ブラジリアンペッパーツリーは、アメリカのフロリダ州では外来の侵略的な植物として、販売や植え付けが禁止されています。

香水での使われ方

ペルーペッパーツリーは、香料の原料としても使われています。

この木の利用の歴史は古く、インカの人々は熟した実の甘い外側で飲み物を作り、葉から採った油をミイラづくりに使っていたとされます。

豆知識

カシューナッツと同じウルシ科のため、木の実のアレルギーがある人では、アナフィラキシーを含むアレルギー反応が起こりうるとされています。

1982年には、アメリカの食品医薬品局がフランスからのピンクペッパーの輸入を一時禁止しましたが、のちに解除されています。現在も、2種とも同局の「一般に安全と認められる食品」の指定は受けていません。