カストリウムの香水
Castoreum
この原料を使っている香水
AmouageEpic Manベースにカストリウム¥55,000
AmouageOpus XIII Silver Oudベースにカストリウム¥104,500
ArquisteBOUTONNIÈRE NO. 7ベースにカストリウム¥35,200
BDK ParfumsOud Abramadベースにカストリウム¥7,700
Escentric MoleculesEscentric 04ベースにカストリウム¥20,900
InsenfALL BLACKベースにカストリウム¥44,000
Laboratorio OlfattivoNerosaベースにカストリウム¥15,400
Liquides ImaginairesLacrimaベースにカストリウム¥38,500
NishaneUNUTAMAMベースにカストリウム¥31,900
ZoologistBeaver Maple Editionベースにカストリウム¥40,700
ÉlisireEXTRAIT NOIRベースにカストリウム¥30,800
カストリウムについて
どんな香り
カストリウムは、レザー(革)を思わせる香りで知られます。動物的で温かみがあり、香水に深みと色気を与えてくれる素材です。単体で使うというより、ほかの香りと組み合わせて土台を支える役割をはたします。
原料の話
カストリウムは、成熟したビーバーの「香嚢(こうのう、castor sac)」から出る黄色っぽい分泌物です。ビーバーはこれを尿と混ぜ、縄張りに匂いをつける(マーキングする)のに使います。香料には、乾かして砕いた香嚢をアルコールで抽出したチンキを使います。乾かした香嚢は、香りをまろやかにするために2年以上ねかせることが多いそうです。成分は少なくとも24種が知られ、4-エチルフェノールなどのフェノール類やケトン類が特徴的な香りをつくっています。
香水での使われ方
主にレザー調の香りを出すために、トップ・ミドル・ベースのさまざまなノートと組み合わせて使われます。シャリマーやシャネルのアンテウス、キュイール・ド・ロシア、マジー・ノワールなど、「レザー」をテーマにした名香に使われてきました。
豆知識
アメリカの食品医薬品局(FDA)では食品添加物としても認められており、かつてはイチゴやラズベリーの香りづけ、バニラの代用に使われました。ただし今の使用量はごくわずかです。スウェーデンには、カストリウムで香りづけした蒸留酒「ベーヴェルヒョイト(ビーバーの叫び)」もあります。