
cassieの香水
この原料を使っている香水
cassieについて
どんな香り
カッシー(カッシア)は、花を蒸留して作る香りで、「おいしい(delicious)」とも評される、甘く濃厚なフローラルです。温かみとコクのある、奥行きのある花の香りです。
原料の話
カッシーは、マメ科の低木・小高木ワケリア・ファルネシアナ(Vachellia farnesiana、別名アカシア・ファルネシアナ、スイートアカシア、ウイサチェ)の花からとれる香りです。アカシアの仲間の中で最も広く分布する植物で、原産はカリブ海・メキシコ・中米あたりとされます。高さ4.6〜9mほどで、葉のつけ根に一対のトゲがあります。メキシコ・テキサスでの呼び名「ウイサチェ」は、ナワトル語で「たくさんのトゲ」という意味です。
誰が見つけた・作った
1625年、トビアス・アルディニが、ローマのファルネーゼ庭園で、サント・ドミンゴ(現在のドミニカ共和国)から運ばれた種から育てた株をもとに、ヨーロッパで初めて記載しました。種小名farnesianaは、このファルネーゼ家にちなみます。香料に使われてきた花の精油の分析から、植物のステロールのもとになる成分「ファルネソール(farnesol)」の名が付けられました。
香水での使われ方
花を蒸留して「カッシー」という香料を作り、ヨーロッパの香水産業で広く使われています。インドでは、カッシーの香りのついた軟膏も作られます。樹皮はタンニンを多く含み、なめし革にも使われます。
