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カルダモン(Cardamom)の写真
写真 Veganbaking.net from USA · CC BY-SA 2.0 · Wikimedia Commons · 正方形に切り抜き

カルダモンの香水

Cardamom

この原料を使っている香水

カルダモンについて

どんな香り

カルダモンは、ユーカリや樟脳に似た樹脂のような香りに、かすかなレモンの香りが混じった、さわやかな芳香をもつとされます。香りがとても強いので、少しずつ使うスパイスです。

精油に多く含まれる1,8-シネオールは、ユーカリプトールとも呼ばれる成分です。樟脳を思わせるさわやかな香りをもち、単独でも香料や化粧品に使われています。

原料の話

香料やスパイスでいうカルダモンは、ショウガ科のエレッタリア・カルダモムム(Elettaria cardamomum)の実の種子です。グリーンカルダモン、トゥルーカルダモンとも呼ばれ、和名はショウズクです。原産は南インドで、インドではケーララ州やシッキム州が主な産地です。

精油は、熟す前に収穫した種子を砕き、水蒸気で蒸留して採ります。摘みたての種子には重さの5%ほどの油が含まれ、条件によっては8%に達します。ISO の規格では、酢酸テルピニルが30〜42%、1,8-シネオールが16〜35%とされ、この二つが主な成分です。

香水での使われ方

カルダモンを香りとして使う歴史は古く、古代ギリシャやローマの人々は香水の材料にしていました。ローマでは料理にもよく使われた東方のスパイスの一つで、インドから大量に運ばれていたとされます。

古代ギリシャの医師ヒポクラテスやディオスコリデスも、カルダモンについて書き残しています。

豆知識

カルダモンは、サフラン、バニラに次いで3番目に高価なスパイスといわれます。

ブラックカルダモンと呼ばれるものは、アモムム・スブラトゥム(Amomum subulatum)という別の植物です。同じショウガ科ですが、燻したような香りをもち、グリーンカルダモンとは性格が異なります。