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Jovoy Parisジョヴォワパリの香水

ブランドの物語

1923年、狂騒の20年代のパリに生まれ、やがて忘れられた香水メゾン。眠っていたその名を、ひとりの男が2006年に呼び覚ましました。

1923年創業パリ創業者 ブランシュ・アルヴォワ、フランソワ・エナン香水を見る(11)↓

ジョヴォワの始まりは1923年。パリの調香師ブランシュ・アルヴォワが立ち上げたメゾンで、名前は彼女の愛称「ジョー」と夫の姓「アルヴォワ」を組み合わせたもの。ダルメシアンや猫、オウムをかたどった遊び心あるボトルで社交界に愛されましたが、大恐慌と戦争の時代に消えていきました。

その名をよみがえらせたのがフランソワ・エナンです。グラースで香水の仕事をしたあとベトナムに渡り、中国国境近くに蒸留所を構え、4年間アジアで香料を売り歩きました。帰国後、パリの“忘れられた”香水メゾンを探して見つけたのがジョヴォワ。2006年に復活させ、祖母の古いボトルから着想した「テラ インコグニタ」から再出発します。「元の香水をそのまま再現するのではなく、ブランシュがしたように、同時代の人のための香水をつくる」と語っています。

転機はカンヌの見本市。業界の大物が「ニッチブランドばかりメディアに取り上げられる」とこぼすのを耳にした翌朝、エナンは仲間のブランドに「パリに共同の店をつくろう」と持ちかけます。ところが場所を見つけると仲間は出資をためらい、父の後押しで自ら店を開くことに。だから扉の上にはジョヴォワの名が掲げられました。2010年に開いた小さな店は、2012年にヴァンドーム広場近くのカスティリオーネ通りへ移り、いまや“希少な香水の大使館”と呼ばれています。

国フランス
創業
1923年
価格帯
¥9,900〜¥33,000

香水

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