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パロサント(Palo santo)の写真
写真 Photo by David Stang · CC BY-SA 4.0 · Wikimedia Commons · 正方形に切り抜き

パロサントの香水

Palo Santo

この原料を使っている香水

パロサントについて

どんな香り

パロサント(スペイン語で「聖なる木」)は、火をつけると香り高い煙を出す木です。古くなった心材には、リモネンやα-テルピネオールといったテルペンが豊富に含まれ、甘くスモーキーで、ほのかに柑橘を思わせる香りがします。

原料の話

パロサント(Bursera graveolens)は、メキシコから中央アメリカ、南米北西部(ベネズエラからペルーまで)、そしてガラパゴス諸島にかけて自生する木です。フランキンセンス(乳香)やミルラ(没薬)と同じカンラン科の仲間で、乾季のある熱帯の乾燥林に育ちます。

誰が見つけた・作った

南米、とくにボリビア・エクアドル・ペルーでは、昔から「悪いエネルギーを払う」浄化の木として使われてきました。木片を線香のように燃やし、立ちのぼる煙でお清めをする、という使い方です。その使い方はインカの時代にまでさかのぼるとも言われ、今はお香として世界中で親しまれています。

豆知識

ペルーでは生きた木の伐採は規制されていて、自然に落ちた枝や枯れ枝だけを拾って使います。エクアドルでは植林も行われています。お茶にして飲むこともあり、色の濃い強めのビールやウイスキーを、この木の樽やチップで熟成させることもあります。