
コパールの香水
Copal
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コパールについて
どんな香り
コパールは、燃やすと立ちのぼる香りで知られる樹脂です。古代メソアメリカの文化で、儀式のお香として焚かれてきました。甘く樹脂っぽい、神聖な印象の香りです。
原料の話
コパール(copal)は、木の樹脂のことです。とくに中米のコパールの木(Protium copal、カンラン科)からとれる芳香樹脂を指し、より広くは、やわらかい樹脂と琥珀(アンバー)の中間くらいまで固まった樹脂全般も指します。黄色で琥珀に似た硬いものや、乳白色のものなど、いろいろな形があります。ニュージーランドのカウリガムや、ドミニカ共和国・マダガスカル産のものもよく知られています。
誰が見つけた・作った
「コパール」という名前は、ナワトル語のcopalli(「お香」の意味)に由来します。メキシコや中米の先住民の文化では、昔からお香として焚かれ、今も発汗小屋(スウェットロッジ)の儀式などで使われています。
豆知識
コパールはしばしば虫などを閉じ込めていて、「若い琥珀」として売られることもあります。アセトンを一滴たらすと表面がべたつくので、本物の古い琥珀と見分けられます。18世紀にはヨーロッパで上質な木工用ニスの材料として重宝され、家具や馬車に使われました。東アフリカのマメ科ヒメナエア・ベルコサからとれるコパールは、お香に使われます。