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ボロニア(Boronia)の写真
写真 Just chaos · CC BY 2.0 · Wikimedia Commons · 正方形に切り抜き

ボロニアの香水

Boronia

この原料を使っている香水

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ボロニアについて

どんな香り

ボロニア(ブラウンボロニア)は、外側が濃い茶色から紫黒、内側が黄色という、カップ形の花が強く魅力的な香りを放ちます。精油の主な芳香成分はβ-イオノンで、スミレのようなニュアンスと、豊かで果実感のある、個性的な香りが持ち味です。

原料の話

ボロニア・メガスティグマ(Boronia megastigma、ブラウンボロニア)は、オーストラリア南西部だけに自生する、ミカン科の細く直立した低木です。高さは1〜2mほどで、カリ(karri)やジャラ(jarrah)の森の、冬に水のたまる湿地や林に育ちます。香り高い葉と、外側が濃い茶色〜紫黒・内側が黄色のカップ形の花をつけます。花の各部に油腺があり、香りがもっとも強くなるのは、柱頭が受粉できる状態のとき。これは虫など、花粉を運ぶ生きものを引き寄せるためと考えられています。

誰が見つけた・作った

ボロニア・メガスティグマは、1848年に植物学者フリードリヒ・ゴットリープ・バルトリングによって初めて正式に記載されました。名前のmegastigmaは「大きな柱頭」という意味で、この植物の大きな柱頭にちなみます。

香水での使われ方

ボロニアは、その強い香りのために栽培される数種のうちのひとつで、香料用精油の主な供給源です。香水のほか、果実の風味を引き立てる食品添加物としても使われます。自生地では採りすぎが問題になり、切り花産業での乱獲が見直されるきっかけにもなりました。