
タゲテスの香水
Tagetes
この原料を使っている香水
タゲテスについて
どんな香り
タゲテス(マリーゴールド)は、種類によって差がありますが、葉にムスクのような、ツンと鼻をつく独特の香りをもちます。中には、香りがしないように改良された品種もあります。香料に使われるT. minutaは、スイートバジルやタラゴン、ミント、柑橘を混ぜたような、青さと甘さの両方をもつ香り・風味と表現されます。
原料の話
タゲテス(Tagetes)はキク科の50種ほどからなる属で、英語でマリーゴールドと呼ばれる植物のひとつです。中央・南アメリカ、とくにメキシコが原産。香料に使われるのは主に南米原産のT. minuta(ワカタイ)で、そこからとれる精油は「タゲット油」「マリーゴールド油」として香水産業で使われ、食品やたばこの香りづけにも用いられます。南アフリカなどで栽培されています。
誰が見つけた・作った
属名Tagetesは、カール・リンネが1753年に正式に名づけました。エトルリア神話で、大地を耕すことから生まれた神タゲスにちなむとされます。英語名marigold(マリーゴールド)は「聖母マリアの黄金(Mary's gold)」に由来します。
豆知識
メキシコでは、オレンジ色のT. erecta(アステカ・マリーゴールド)が「死者の日」の祭壇や墓を飾る花として欠かせません。インドやバングラデシュなどでは、結婚式やお祭りの花輪・飾りに大量に使われます。花に多いオレンジ色の色素ルテインは、EUでは食品の着色料(E161b)としても使われています。



