
マートルの香水
Myrtle
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マートルについて
どんな香り
マートル(ギンバイカ)は、葉に香り高い精油をもち、さわやかで清々しい、少し甘さのあるハーブ調の香りです。すっきりと澄んだ印象で、香水に清潔感と明るさを添えてくれます。
原料の話
マートル(Myrtus、ギンバイカ)は、フトモモ科の常緑の低木〜小高木です。代表種のM. communis(コモンマートル)は地中海地方などに自生し、高さ5mほどになります。葉は3〜5cmで、香り高い精油を含みます。白い星形の花を咲かせ、青黒い丸い実をつけます。黄色がかった実をつける変種もあります。
誰が見つけた・作った
リンネが1753年に記載しましたが、マートルはそれよりずっと古くから知られ、旧約聖書のレビ記にも仮庵の祭り(スコット)の植物として登場します。古くから薬草としても使われ、ヒポクラテスやディオスコリデス、プリニウス、ガレノスらの著作にも出てきます。
豆知識
サルデーニャ島やコルシカ島では、実や葉をアルコールに漬けた芳香リキュール「ミルト」が作られます。地中海沿岸では、実をこしょうの代わりに使ったり、豚肉料理の風味づけに使ったりもします。ギリシャ神話では女神アフロディーテに捧げられた聖なる木で、ヨーロッパでは結婚式のブーケに入れる習慣があります。ヴィクトリア女王の結婚ブーケのマートルを挿し木して育てた株から、その後も王室の結婚ブーケに枝が使われ続けています。