
Costusの香水
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Costusについて
どんな香り
コスタス(コスツス)の根からとれる精油は、はじめはスミレのような香りがして、時間がたつにつれて、ヤギを思わせる強くしつこい独特の香りへと変わっていきます。クセの強い、はっきりとした個性をもつ素材です。
原料の話
コスタスは、南アジアや中国に自生するキク科のアザミの仲間、ドロミアエア・コスタス(Dolomiaea costus、かつてのSaussurea costus)の根です。インドではヒマラヤやカシミールなど、標高2,500〜3,000mの高地に育ちます。根は太く、長さ40cmほどに伸びることもあります。古くから薬や香料に使われてきましたが、乱獲で大きく数を減らし、ワシントン条約(CITES)では国際取引が最も厳しく規制される付属書Iに掲載されています。
誰が見つけた・作った
さまざまな文化で古くから使われてきました。古代ローマではワインの香りづけに、中国の伝統医学では「雲木香」と呼ばれる生薬として、インドのアーユルヴェーダでは「クシュタ」と呼ばれる神聖な植物として扱われてきました。イスラム教の伝承(ハディース)でも「インドの香」として、のどの不調などに勧められています。
香水での使われ方
根からとれる精油が、香水やお香、ヘアリンスに使われます。乾かした根は、粉にしてお香に練り込んだり、薄く切ってお堂の灯り用やお風呂に入れる使い方もされてきました。
豆知識
古代ローマの博物学者プリニウスは、コスタスを「焼けるような味と、えも言われぬ香りをもつ」と書き残しています。