
Spikenardの香水
この原料を使っている香水
Spikenardについて
どんな香り
スパイクナード(ナード)は、濃いアンバー色でとろりとした精油がとれる、強く個性的な香りの素材です。どっしりと落ち着いた香りで、香水やお香に深みと神聖な雰囲気を添えてくれます。
原料の話
スパイクナード(ナード、学名Nardostachys jatamansi)は、ネパール・中国・インドのヒマラヤ、標高3,000〜5,000mの高地に育つスイカズラ科の植物です。花をつけると高さ1mほどになり、小さなピンクの鐘形の花を咲かせます。根茎をつぶして蒸留すると、濃いアンバー色でとろりとした、強い香りの精油がとれます。主な香り成分はセスキテルペンで、名前のもとになったジャタマンソン(valeranone)が中心です。英語名の「spike(穂)」は、花穂(花のつく茎)を指しています。
誰が見つけた・作った
古代から香水・薬・宗教儀式に使われ、インドからヨーロッパまで広く知られてきました。古代ローマではワインの香りづけに使われ、ローマ帝国初期には香油「ウングエントゥム・ナルディヌム」の主材料でした。名前のnardは、ラテン語nardus、さらにギリシャ語・ヘブライ語へとさかのぼります。
豆知識
聖書にたびたび登場する香りで、新約聖書には、マリアが高価な「純粋なナルド」の香油をイエスの足に塗った場面が描かれています。ローマ教皇フランシスコの紋章にも、聖ヨセフを象徴する植物としてスパイクナードが描かれています。
