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Creedクリードの香水

ブランドの物語

仕立て屋として1760年にロンドンで始まった——クリードが語るその長い物語と、記録に残る香りの歴史とのあいだには、興味深いすき間があります。

クリードの公式サイトによれば、メゾンは1760年、ジェームズ・ヘンリー・クリードがロンドンのコンデュイット通りに開いた仕立て屋から始まりました。英国の王侯貴族に服を仕立て、7世代にわたって受け継がれてきた“英国の仕立てとフランスの技”が、香りづくりにも生きている、と語られています。公式

一方で、記録に残るクリードの香水の歴史はずっと新しいものです。英語版Wikipediaは、1970年以前の歴史はクリード自身の説明によるもので、香水についての文書や古いボトルなどの裏づけは見つかっていないと指摘しています。フランスで最初の香水の商標が登録されたのは1979年でした。

確かなのは、オリヴィエ・クリードがメゾンの香りをつくり上げたこと。美術学校で絵を学び、ジョルジュ・ブラックとともに描いたこともある人で、100点以上のカンヴァスを残したのちに香りの道へ進みました。1985年のグリーン アイリッシュ ツイードが最初の大きな成功になり、2010年にはジャン=クリストフ・エローとともにアバントゥスを発表します。

アバントゥスは、オリヴィエによればナポレオンに着想を得た香り。ナポレオンの生まれたコルシカのカシスなど、香料の選び方にもその物語が込められています。いまでは世界中で知られる香りになり、メゾンは2023年にケリング、2026年にはロレアルの傘下に入りました。

知られざる話

  • グリーン アイリッシュ ツイードが成功したころから、クリードの広告には往年の有名人の名前が登場するようになりました。1986年にケーリー・グラントが亡くなると、彼がこの香りをつけていたと打ち出したといいます。
  • オリヴィエは、年に約1,000本ほどだった生産を大きく育てた人物とされ、息子のエルワンとともにフランス・フォンテーヌブローの工房で香りをつくってきました。
価格帯
¥29,150〜¥82,060価格表

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